2017年度 社会人講話
「社会人講話(ようこそ先輩)」
 
 
総合学習委員長 太田 修

7月7日(金)、第14回社会人講演会が開催されました。今年度は一覧表のとおり12分野について同窓生をお招きし、高校時代の思い出や進路決定の決め手、その後の苦労等を交えながら専門領域について御講話いただきました。

生徒の感想からこの講話が多くの生徒にとって自分の生き方や在り方を考える貴重な機会となっていることを改めて感じます。今回の講演で感じ、学んだことをこれからの人生に生かしてもらいたいと思います。

貴重な時間を割いていただいた講師の先輩方並びに同窓会の御支援と御協力に心より感謝申し上げます。

生徒の感想から抜粋

【理学】

私はまだ自分が何のために生きているのか分かりませんが、講演をお聞きし、いろんなことをやっていきたいと改めて思いました。「苦手なものは誰にでもあり、それとどんな風に向きあったかが、次の自分をつくる。」というお話を聞いて、得意教科以外も頑張っていきたいと思いました。

【工学情報】

今日の講演を聞いて思ったことを一言で言うならば、「いろいろなことに挑戦する。」ということです。今の時期にいろいろなことに挑戦するということは、自分の未知の世界を知るということで、それが将来の自分をつくるのだと強く感じました。(中略)
そして、この講演を開いた他の人も同じ感情を砲いたと思います。三高生みんなで、未来の自分に向かって突き進んでいきたいです。

【医療保健・医学】

現在の医学界には、医師、歯科医師、看護師、薬剤師、検査技師、放射線技師など様々な分野のエキスパートたちがそれぞれの役割を持って活躍している。ここで大切なのは、各分野に関しては誰よりも優れているということだ。医療とは、各分野がもつそれぞれの力によって支えられている。つまり、違う役割のエキスパートが協力して、社会が成り立っている。大竹さんが言われていたが、「全ての人間を尊重する。」という気持ちを持つことが社会生活をする人間のあるべき姿だと思う。自分もエキスパートとして、互いに尊重できる人間に成長していきたい。

【生物農業】

最も印象に残って大切だと思ったことは「随所に主となれば立つ処みな真」という言葉です。どんなところにいても、それはやらされているのではなく自分の心がやっていることなのだという自覚を持って生活することで、やること全てが意味をもつということです。自分も目の前の勉強を自分の意志で取り組み未来に進んでいきたいと思います。

平成29年度 社会人講話講師一覧
グループ 区分 氏名(敬称略)
1.理学 科学 吉田 智(平6年高46回)
2.工学 情報 金子 英(平9年高49回)
3.医療保険  医学 大竹雅広(昭54年高31回)
医学 渡辺健寛(昭58高35回)
4.生物農学 生物 笹岡 信(昭29年高6回)
5.人文科学 語学 渡邉有紀恵(平8年高48回)
6.社会科学  経済 神田 守(昭48高25回)
観光 樋浦重一(平21年高61回)
社会学 白井紀子(平4年高44回)
7.教育 教育 間鴨 勉(昭54年高31回)
8.芸術 芸能 斎藤 桂(平9年高49回)
9.生活科学 栄養   本正子(平16年高56回)
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